【薬膳の効能】ずいきの効能 血の巡りを活性化する
生のずいき
乾燥ずいき (芋がら)
ずいきの主な効能
平性
1. 血を巡らす
2. 湿熱をとる
「ずいき」とは八ツ頭や里芋、はす芋などの葉柄(食用)の総称です。
ずいきは血の巡りを良くする
ずいきは血の巡りを活性化して、滞った血を流す性質があります。
シミ、あざ、生理痛、しこり、腫瘤など血の巡りが悪いことで起こる症状や体質に適応します。
血瘀タイプの人におすすめです。
ずいきは湿と熱をとる
ずいきは体内湿気と熱をとる性質もあります。
例えば暑がりで顔色が赤い、汗をかきやすい、赤みのある湿疹や水疱ができやすい、化膿しやすい、臭いの強い粘りのある便が出る、肥満傾向などの症状が同時に複数みられる状況に良いでしょう。
専門的にはこれを「湿熱」と呼び、ずいきは湿熱の改善にも役立ちます。