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【薬膳の効能】杏仁の効能 空咳、便秘、お肌の乾燥に効果発揮

杏仁プリンいちごソース(胡桃の庭の薬膳より)

甜杏仁の主な効能

 平性

1.  肺を潤し、咳を止める

2.  大腸を潤して便通を良くする

杏仁は2種類ある

杏仁は「南杏(甜杏仁)」と「北杏(苦杏仁)」があります。

「南杏(甜杏仁)」は香りが良くて甘味があるため、杏仁豆腐など食用として使われています。一般に販売されるのはこちらですね。

一方、北杏は苦味が強く毒性もあり、比較的作用が強いため止咳平喘薬として使われます。
補足説明 例えば新型コロナウイルスの治療でも使われる「麻杏甘石湯」は杏仁が配合されています。

杏仁は肺と大腸、お肌に作用する

北杏も南杏も、ともに肺に作用して咳や喘息を改善します。また大腸に潤いを与え、便通を良くする薬効も共通しています。

また中医学的に見れば、肺と皮膚はつながっています。つまり杏仁はお肌を潤す作用も併せ持つということですね。

基本的に陰虚証(肺陰虚証)に向いています。

杏仁抹茶ムース風(胡桃の庭の薬膳)

 

参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中薬大辞典』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献

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